ポリエチレン、ポリプロピレンの袋は、炭素と水素から出来た合成樹脂です。薄くて、軽くて、丈夫で、防水性、防湿性が高く、油や薬品にも強く、衛生的で毒性を含まずに安全、また、コストが安く、透明度もあり、着色や印刷も自在といった特徴があります。もちろん、焼却しても水と炭酸ガスになりますので、塩化水素などの有毒なガスを発生させることは ありません。ですから、繰り返し利用されて最終的にごみになっても安全に焼却処分出来るので、 埋め立て処分することもありません。
生地は、左写真のように、下から噴上げて風船のように膨らまし、 チューブ状のものをロール状に巻き上げて反物のようにします。 その後、印刷したり、袋に製袋(カットと接着)を行います。
グラビア印刷の版の写真
グラビア(インク)印刷の版は、右写真のような袋の横幅、 縦長さに合わせた、鉄の円筒形の版です。生地が、ロール状の 状態のときに、この鉄柱がゴロンゴロンと回転しながら、 インクをのせて印刷していきます。